一月の日記/メモ |
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2001.01.05(金) 10:13:54
「あけよろ」。もう5日だが。
Windows 2000 で、ATA100 == UDMA mode5 の HDD が いまいち思い通りになってない気がする今日この頃。チップセットが、440BX だったりして、ATA33 == UDMA mode2 まで、或いは、ICH (82801AB) で、ATA66 == UDMA mode4 までしか対応してない場合、Maxtor の DiamondMAX80 (96147H8)や、DiamondMAXPlus60 (5T060H6) をつなぐと、Windows 2000 は、UDMA を有効に設定しても、PIO としてしか機能しない。SP1 でも同じ。また、ICH2 (82801BA) の場合も Windows 2000(SP1)は、 ICH (82801AB) として認識しているようで、PIO としてしか機能しない。(ATA33 の デバイス(CD-Rとか) は正しく、UDMA として機能している。) SP1 であれば、ATA100 の HDD が ATA66 で動いてくれるということになっていればそれでいいのになぁと思うのだが、そうはうまくいかないようなので、Intel Ultra ATA Storage Driver というのを入れてみる。すると、各デバイスの現在のモードと支援しているモードを表示してくれるツールなども一緒にインストールされる。まぁ、それはいいが、"IDE ATA/ATAPIコントローラ" の下の "プライマリIDEチャンネル" と、"セカンダリIDEチャンネル" も独自のものに変わっていて怪しい。怪しいと思っていろいろ試すと、B's Recorder がハングアップする事が判明。役に立たないので、Intel Ultra ATA Storage Driver には消えてもらった。仕方がないので、HDD の方を ATA66 まで対応というように設定し直してやることにする。Intel のサイトやツールもなかなかあれだが、Maxtor も同様。モデル番号が記載されていないかったりしてどうも信用できない感じが漂う。必要なのは、UDMAUPDT.EXE 。DiamondMax 60 UDMA/66 と DiamondMax VL 30 UDMA/66 及びそれ以降に対応とあるが、他の製品の順番なんか知る分けない。順番が分かるような型番でもない。がともかく、ATA66 及び ATA100 の製品には対応していると考えて良いようだ。で、66TO100.EXE というよく分からない名前の自己解凍ファイルをとってきて、unzip する。すると、"My Documents" というアホな名前のディレクトリができるが、試してみるとやっぱり文句を言ったので、UPDMAUPDT.EXE と、CHIPSET.DRV だけをDOSのフロッピーにいれる。DOS を起動し、UDMAUPDT /DMA:2 とか、UDMAUPDT /DMA:4 とかする。引数をつけなければ一応ヘルプがでるので心配無用。試していないが、Promise の UltraATA カードに接続されていても設定出来るようだ。けど、Promise の場合は問題が起きない気がする。Windows 2000 しかないという場合は、MaxBlast Plusというのを落として実行すれば、DR-DOS で起動するイメージをフロッピーに書き込んでくれる。MaxBlast のツール自体は、HDD の接続を確認できたり、ジャンパピンの設定を画面上で見ることが出来るというだけの何の役にも立たないものなのであまり気にしないように。んで、設定後は、必ず電源を切ること。でないと、Inaccessible Boot Device とか言われてビビることになる。Windows2000 を再起動すると、UMDAで機能していることが確認できた。一つのコントローラに Maxtor のハードディスクが複数あったとしてもそれは全部同じ設定にすればいいから問題ないんだろうが、複数のコントローラにそれぞれつながっていて、片方は ATA33、片方は ATA66にしたい場合は、電源をつないだりはずしたりしてやれってことだろうか。まぁほともにGUIっぽくなってない限りはそうするんだろうな。つーことで、今日も無駄に長くなった。MS も、Intel も Maxtor も、もうちょとうまくやることはできんのかねぇ。
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2001.01.05(金) 23:30:24
誤字修正。ATA/ATAPI-5 も、ATA/ATAPI-6 もまだ正式に出ていないってことで大目に見るのかな。
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2001.01.09(火) 22:14:16
Linux 2.4.0 カーネルが出ているが、USB等バックポートも進んでいるので、これといって、2.4.0 にしなきゃという動機を見つけられない。ACPI には期待してたんだがまだ開発中だ。reiserfs とか、xfs も入っていたりしない。reiserfs のパッチは既に出ているので 2.4.0 入れるとしても問題は特にないが、もちょっと様子を見るか。
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2001.01.09(火) 22:20:17
つーわけで、USB の続き。カーネルも、2.2.18 のまま。モジュールをどの順番で読み込んでも動くと書いたが、それぞれ独立にモジュールにするかカーネルに組み込むか選べる事からすれば、そうなっていて当たり前だということに気づいた。良くできているな。
まず、joystick デバイス。コンフィグは、USB HID support と、Joystick support が y か、m ならOK。/usr/src/linux/Documentation/usb/input.txt に書いてあるが、次の様にデバイスノードを準備する。
>cd /dev/input >mknod js0 c 13 0 >mknod js1 c 13 1 >mknod js2 c 13 2 >mknod js3 c 13 3デバイスのアクセス方法は、Documentation/joystick-api.txt、に説明されているが、とりあえず、jstest を使ってテストする。jstest は、Debian なら、joystick というパッケージに入っている。自分で作るなら、
>lsmod Module Size Used by joydev 4852 0 (unused) hid 11644 0 (unused) input 2876 0 [joydev hid] usb-uhci 19044 0 (unused) usbcore 46824 0 [hid usb-uhci]ロードしたものがこれ。で、おもむろに USB ジョイパッド等を挿す。物によっては、すぐには認識されないが、それはジョイパッドの方の出来が悪いのかもしれない。プレステのコントローラをUSBに接続できる様にする、SMART JOYPAD3 の場合10秒弱かかったりするが、Microsoft SideWinder Strategic Commander だと、1秒程度で認識する。USB verbose debug messages を有効にしていれば、tail -f /var/log/debug 等として、動作状況を観察できる。認識されたら、jstest /dev/input/js0 とすれば、動作確認ができる。認識されていない場合、No such device になる。
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2001.01.10(水) 00:45:43
GeForce でだめだった、DVI 接続での 1280x1024 出力は、ATI の ALL IN WONDER RADEON を使ったら問題なくバッチリ表示できた。G200 をアナログ接続しても DVI なみにきれいだと言ったが、DVI はやっぱりひと味違う感じがする。なんか、格子が見えるような感じでびしっとしている。もうしばらくしたら、G450 もしくは、G800 で、1600x1024 の液晶を使ってみたい。
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2001.01.09(火) 10:59:26
2.4.0 カーネルを試してみた。とりあえず、いきなり動かないということはなかった。詳細は明日かな。
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2001.01.09(火) 11:00:40
引き続いて、USB Audio 。ジョイスティックは、Joystick support を必要としなかったが、こっちは、Sound support が必要。2.2.18 の コンフィグでは、Sound が、USB の後になっているので注意。(2.4.0 では、順に設定できるように並べ替えられている。)
早速モジュールをロード。単に audio というモジュール名が大胆だ。
Module Size Used by audio 35232 0 (unused) usb-uhci 19044 0 (unused) usbcore 46824 0 [audio usb-uhci] soundcore 2564 2 [audio]これだけで、あと USB Audio デバイスが刺さっていれば、/dev/dsp, /dev/mixer が使えるようになる。ここでは他にサウンドカードはないが、他のサウンドカードが /dev/dsp に割り当てられているときは、その後に、つまり、/dev/dsp1 等になる。Gtkなミキサー gmix を使えば複数のデバイスがまとめて扱えて便利。mpg123 -a /dev/dsp1 Hayon.mp3 とかして普通に再生できる。しかし isochronous 転送は安定性に問題があるようで、コネクタをちょっといじって接触不良になったりすると、ハングアップしてリセットすることになる。
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2001.01.10(水) 22:51:47
最近配備されたブラックPC(写真)。
黒いマザー | AOpen AX6BC ProII MillenniumEdition | 440BX,限定品 |
黒いビデオ | ASUS AGP-V7700 | GeForce2GTS,限定品 |
黒いサウンド | LABWAY Xwave 5000 | YMF724 |
黒いLAN | HE-32 PLUS 10/100 | MX98715 |
黒いVooDoo | Quantum3D Obsidian2 X-24 | VooDoo2 SLI |
黒いUATA | TALKS UA-HD100C | HPT370 |
黒いキーボード | IBM SpaceSaverKeyboard II | |
黒いケース | CS-588B | |
黒いFDD | SONY ? | ベゼルが黒 |
黒いCD−ROM | TEAC CD-540E | ベゼルが黒 |
黒いUATAケーブル | Black Dragon |
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2001.01.10(水) 23:52:16
P3-800EB の前は、Celeron 300A(@450) だったのでかなりパワーアップしたことになる。AX6BC ProII の他に AOpen AX6BC、GIGABYTE GX-6BXD でも CPU Converter Card を試してみたが、問題なく Coppermine(Stepping6) を動かすことが出来た。これらは、FSB100 までしか出せないので、Celeron-800(100x8)と組み合わせるとP2-400などからのアップグレードパスとしてはなかなかいいんじゃないだろうか? SSEもあるし。
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2001.01.13(土) 14:14:35
Linux で mozilla-0.7 が素直に動かず悩んでいたが、~/.mozilla を消したら動いた。で出てきたウィンドウの見た目が違うのを見て気づいたが、新しい方には元の方にあるスキンがないためにウィンドウが出てこなかったのだ。.mozilla を元に戻して元の方でスキンを Modern に戻してから新しい方を起動したらブックマークもそのままに動かすことが出来た。やれやれ、バージョンが1未満だけのことはあるな。って前にもやった気がするが。
ダイアログにXIMで日本語を入れようとしたときに、フォーカスがなくなってしまう問題は解決されたもよう。ダイアログが出たときにフォーカスがあわないのはそのまま。
キャッシュの動作も改善されている模様。
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2001.01.29(月) 19:44:39
はて、なーんか、期間が開いてしまった。。。
Tyan Tsunami AT の USBのヘッダコネクタのピン配置がわからないので調べる。
Tyan のサイトのFAQ を見ると、両ポートとも端に近い方が 1ピン ということしか書いていない。どっかに各社のマザーボードのUSBコネクタのピン配置をまとめたページはないかと探すも見つからない。結局、なんとなく使えそうなやつが転がっていたので、いちかばちか試すと、使えた。ほんとにまとめてる人いないの?
AINEX の PA-083。 シールドと反対側が 1ピン。
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2001.01.27(土) 17:55:13
X上の emacs でマウスのホイールでスクロール出来る様にする方法は、検索エンジンで「emacs ホイール」等を検索すると沢山出てくくるが、たいてい次のようになっている。
これは誤りで、「ホイールの反応が鈍い」というような不具合の原因である。(global-set-key [mouse-4] 'scroll-down) (global-set-key [mouse-5] 'scroll-up)
実は、double-mouse-4 , triple-mouse-4 というキーイベントが定義されていて、ホイールを素早く回すと複数の mouse-4 がこれらにまとめられて送られる。global-map に double-mouse-4 , triple-mouse-4 が定義されている場合は、そちらに設定された関数が呼ばれるが、定義されていない場合は、mouse-4 に設定された関数が呼ばれのである。したがって最初に示した例だとホイールを廻した分より半分もしくは3分の1しかスクロールしないということが起こる。(load "ce-scroll") (defun wheel-scroll (event) (interactive "e") (save-selected-window (select-window (car (car (cdr event)))) (cond ((eq (car event) 'mouse-4) (ce-scroll-down 5 t)) ((eq (car event) 'double-mouse-4) (ce-scroll-down 10 t)) ((eq (car event) 'triple-mouse-4) (ce-scroll-down 15 t)) ((eq (car event) 'mouse-5) (ce-scroll-up 5 t)) ((eq (car event) 'double-mouse-5) (ce-scroll-up 10 t)) ((eq (car event) 'triple-mouse-5) (ce-scroll-up 15 t)) ) ) ) (define-key global-map [mouse-4] 'wheel-scroll) (define-key global-map [mouse-5] 'wheel-scroll) (define-key global-map [vertical-scroll-bar mouse-4] 'wheel-scroll) (define-key global-map [vertical-scroll-bar mouse-5] 'wheel-scroll) ;ce-scrollを使わない場合は、適当に書き換えること。
動作確認したのは、emacs-20.7.2 。(define-key global-map [double-mouse-4] 'wheel-scroll) (define-key global-map [double-mouse-5] 'wheel-scroll) (define-key global-map [triple-mouse-4] 'wheel-scroll) (define-key global-map [triple-mouse-5] 'wheel-scroll) (define-key global-map [vertical-scroll-bar double-mouse-4] 'wheel-scroll) (define-key global-map [vertical-scroll-bar double-mouse-5] 'wheel-scroll) (define-key global-map [vertical-scroll-bar triple-mouse-4] 'wheel-scroll) (define-key global-map [vertical-scroll-bar triple-mouse-5] 'wheel-scroll)