三月の日記/メモ

 

2001.03.02(金) 01:28:45
最近のお気に入り。ドイツの航空宇宙局かな。
http://dv.go.dlr.de/fresh/
アーカイブのなかのREADMEとか読めるのが非常によろしい。

2001.03.04(日) 00:51:54
linux-2.4.2 を入れた。前動かなかった、ONKYO の SE-U55 が動くようになっていてありがたい。がデジタル出力はまだ機能しない。
http://linux-hotplug.sourceforge.net/
のツールはただのシェルスクリプトで、/etc/hostplug/ , /etc/rc.d/init.d/hotplug , /sbin/hotplug 等を置くだけでよかった。 他に、modutils を 2.4.2 以降にして、カーネルを CONFIG_HOTPLUG=y 及び CONFIG_USB_DEVICEFS=y としておく。/etc/rc.d/init.d/hotplug start を手動で実行してやれば、USB デバイスを挿した時に自動的に対応するドライバが読み込まれる。抜いた時の動作はまだ作られていないらしい。

2001.03.05(月) 00:01:40
linux-2.4.2 では Joystick driver が、2.0.0 になっていて、2.2.18 とはちと変わっている。 ゲームポートにつなぐMicrosoft SideWinder GamePad を使うのにこんなにモジュールが関わるようになっている。

# lsmod
Module                  Size  Used by
joydev                  5216   0  (unused)
sidewinder              8448   0  (unused)
input                   3296   0  [joydev sidewinder]
ns558                   3008   0  (unused)
isa-pnp                27696   0  [ns558]
gameport                1808   0  [sidewinder ns558]
ようやくここまで来たって訳で、仕組み的には正しいのかな。

2001.03.09(金) 00:33:21
ネットワークウォークマン NW-MS9 は、Linux の usb-storage ドライバで普通にメモリスティックリーダとして使えることが分かった。カーネルは、2.4.2。MagicGate についてはなにも分からないので、音楽を出し入れすることは出来ないが、普通のメモリスティックを読み書きするのに使えて便利。なにしろ別売りのメモリスティックリーダより NW-MS9 の方が小さいのだから買い換えても利用価値があるな。まだつないだままメディアを交換すると不安定だ。

2001.03.12(月) 09:39:34
なにやら、ドリームキャストのパッドとかキーボード周りのサポートがあるべき姿にかなり近くなったようだ。なんかゲームの動くCDが欲しい。コードの方も見たいけどどこでお目見えすることになるんだろう。そのへんなにも記憶してないな。

2001.03.12(月) 12:59:51
うまく行かなかった、Meadow のIMEフォント設定の仕方が分かった。起動してから変えるには、

(modify-frame-parameters (selected-frame) '((ime-font . "fixedsys-jisx0208")))
のようにしないといけない。(フォント名は各自の設定による) これをやると全てのフレームの設定が変わるのでその場しのぎな実装になっている事が窺えるが、ともかく、IMEのフォントとMeadowで表示に使われるフォントが完全に一致して気持ちよくなっているのでよしとしよう。 .emacs での設定なら、(ime-font . "fixedsys-jisx0208") を default-frame-alist か、initail-frame-alist に加えて置けばいい。

2001.03.12(月) 15:34:43
Maple Bus サブシステムができたということは、ビジュアルメモリのアクセスも簡単にできるようになるってことだろうか。素敵だな。

2001.03.18(日) 18:21:59
黒マシンを組んでからずっと分からなかったことのうちの一つ、 XFree86 on Linux で、OpenGL を GeForce2 GTS の3D機能で加速する方法が分かった。方法というより、なにを入れればいいかが分かったというべきか。ほとんど全てを手動でやろうとしているからややこしいだけなのであんまり気にしないように願いたい。
XFree86-4.0.x には、Mesa3D の ソフトウェアレンダラが入っているらしいんだが、nVidia によると、nVidia が配っているものにこれを置き換えてくれとのこと。nVidia の説明はちょっと不十分で、他の部品については何一つ言及してくれない。(他の部品について言うと「ソース公開しないくせに」とか言われてしまうから?)
で置き換えるんだが、なかなかややこしい。もともと、XFree86-4.0.1 に /usr/X11R6/lib/modules/extensions/libglx.a と 同/libGLcore.a がありともに XFree86のモジュール/サブモジュールになっているんだが、nVidia のやつは、libglx.so(.1.0.6) だけがモジュールで、libGLcore.so.1(.0.6) は通常のsharedライブラリになっている。んで、libGLcore.so.1 を libglx.so と同じ、extensionsディレクトリにいれてもダイナミックリンカによって読み込まれないわけだ。なので、/usr/X11R6/lib に置いてやる。実は、nVidia 版は、libGL.so.1 も、libGLcore.so.1 を必要とするようになっている。
さて、どうやってテストしていいんだか、分からない。親しみのあるところで、glclock-5.0 をmakeしようとすると、glu(ogl-sampleの中にある) やら、glut やらがないとだめそうなことがわかるが、どちらもお手軽に使える気がしない。Mesa3D のソースのドキュメントやらを見ていると、上に挙げたものが含まれていることが分かったのでこれを configure --prefix=/usr/local/mesa-3.4.1 とかして make 及び make instal /usr/local/mesa-3.4.1 から、必要そうなものを /usr/local/lib と /usr/local/include にコピー。glu.h glu_mangle.h glut.h と、libGLU.so.1.1.030401 と libglut.so.3.7.0 及び そのリンク。
で、あとは、glclock-5.0 の makefile の INCLUDE_PATH と LIB_PATH を設定したらコンパイルできた。1280x1024の全画面に広げてみて、ちゃんと GeForce2 GTS らしい速度で動くことが確認できた。
DRI とか DRM とか DGA も関係あるのかと思ったが関係なかったらしい。agpgart は、オプション(XF86Configに指定する)で使うか使わないか選べるようになっている。使わない時は独自にやるようだ。

2001.03.20(火) 17:21:52
nVidia の説明が足りないと言ったが、いつのまにか3/15に出ていた、NVIDIA_GLX-0.9-769 のREADMEでは、APPENDIX C として モジュールの説明がしっかりなされていた。えらい。 __GL_SYNC_TO_VBLANK はなにゆえ環境変数なんだろう。XF86Config の方でもいいのに。 と思うが、__GL_SYNC_TO_VBLANK を使ったら望み通り、表示途中で切り替わるような目障りな動作が抑制された。えらい。

2001.03.20(火) 17:23:49
glclock-6.0b6.0 がmakeできないので、ちょこちょこいじってmakeできるようにした。 GLextensions.H の #include

#define GL_GLEXT_PROTOTYPES 1
#define GL_EXT_polygon_offset
#include 
#undef GL_EXT_polygon_offset
で置き換える。GL_GLEXT_PROTOTYPES は、これがないと、glGetTexturesEXT 等が定義されないため。GL_EXT_polygon_offset は、nVidia の libGL.so(及びlibGLcore.so.1)にglPolygonOffsetEXT が欠けているのに対処するため。
またワーニングをなくすために、/usr/X11R6/include/GL/glext.h の、#ifndef の中に対応するシンボルを定義する#define を入れた。これは、#define GL_EXT_texture_cube_map と、#define GL_EXT_texture_compression_s3tc 。なんでそうなっていないのか不思議だ。他のシンボルでは#defineするようになってるのもあるのに。

2001.03.20(火) 17:59:41
そうそう、Meas3D だけど、glu は、MesaLib に入っていて、glut は、MesaDemo の方に入っているから、最初 MesaLib だけ展開したら、空の src-glut ディレクトリだけあって、どうしろって言うんだ?とか思ってしまったな。

2001.03.21(水) 01:38:48
特定用途のModelineを作った。Section "Monitor" にこれを追加して、

Modeline "384x224"  14.6 384 400 448 464  224 245 246 262  Doublescan
SubSection "Display" の Modes に、"384x224" を追加する。 で、DGAでフルスクリーンにすればソフト的に拡大しないので良好なパフォーマンスが得られるはず。

2001.03.26(月) 13:35:06
MBM 0.34が出ている。フロッピーのメニュー項目をリネームしてメニューから隠せるようになったのと、ブートメニューで拡張パーティションを選べるようになったのが主な変更点。拡張パーティションの項目はリネームできないのとデフォルトに指定できないという制限がある。あと拡張メニューの仕様が変わっていていままでのものは作り直す必要があるそうな。

2001.03.30(金) 02:51:16
Windows2000 のドライバ開発をちょっと進める。PCIデバイスのリソースを受け取れていることを確認するだけのドライバができた。リソースの情報を DbgPrint してそれが済んだら、必ず失敗コードを返してアンロードされる。

二月の日記/メモ