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2009.08.11(火) 21:26:29
FinePix REAL 3D W1
予約していたら発売日の2日前に引き渡された。
ほぼ予想通りの出来で悪くない。
期待以上とまでは言えないが、おもちゃとして合格。
以下メモ
- 撮影した立体ペア画像は、.MPO という拡張子のファイルとして保存される。
- FinePixViewer で.MPOを左右の画像を別々のJPGファイルに分割する事が出来る。
- FinePixViewer で分割した2枚のJPGからMPOファイルを作成する事が出来る。
- .MPO ファイルの実体は、CIPA DC-007-2009 拡張を用いたJPEG(Exif)ファイル。
- CIPA DC-006-2008 は、使われていなかった。
- .MPO ファイルの拡張子を.JPGに変える事で左側画像として読める。
- 記録モードを MPO+JPEG にすると .MPO ファイルと別に一枚.JPGファイルが記録される。
.JPGに記録されるのは何故か左側。右側を記録するべき。
- .JPG2枚で左右を別々のJPG2枚に記録するモードはない。
- .MPO内の2枚目の画像(右側)は、exiftool を使って、
exiftool -b -MPImage2 DSCF1001.MPO > DSCF1001_r.JPG
として取り出すことが出来る。
- exiftool で一枚目の画像だけを切り出す方法(2枚目の画像を切り落とす方法)は分からない。
- 視差調整の結果は、右側画像の Exif-IFD のメーカーノート内に記録される。
exiftool -u -MakerNotes:FujiFilm_0xb211 DSCF1001_r.JPG
で確認する事ができる。
- .MPOファイルには、FlashPix形式でプレビュー画像が埋め込まれている。
- FinePixViewer で.MPOファイルを分割すると FlashPix形式のプレビュー画像は削除される。
- FinePixViewer で2枚の.JPG画像を.MPOファイルに結合する時には、
FlashPix形式のプレビューを復元してくれない。
- FlashPix形式のプレビュー画像が存在しない.MPOファイルの場合、
カメラ内での画像再生のレスポンスが遅くなる。
- StereoPhoto Maker がもう.MPOファイルの読み込みに対応している。
以下リンク
2008年5月の日記/メモ