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2011.07.08(金) 12:25:29
ミクノポリスに行ってきた!
ここはメモという位置づけなので、後半単なる行動記録になるのは悪しからず。
- ミクノポリス
ほんとうに本当に素晴らしかった。
見たかったものが見られた。来場者全員がそう思える様な内容だったんじゃないかと思う。
初っぱな まだ声だけで姿を表さず DIVAdesu の引っ張りすぎなくらいのアレンジ、
そこから ワールドイズマイン に入ってミクさんが昇降機でせりあがって登場する演出で
いきなり会場が最高のボルテージに。
動画サイトで 'あの動画' を見ている率は来場者の99%を下らないだろうから、
押さえるべき所をきちんと押さえた構成になっていたと思う。
炉心融解を歌うリンの衣装がそれと期待されるものになっていたのが特に嬉しかったし、
ミクさんの衣装も感謝祭の時のものから全部新調されていた様に思う。
SPiCaの衣装なんか可愛すぎた。
# それでいてアンコールではちゃんとデフォルトのコスチュームに戻っている所には
やっぱり押さえるべき所を押さえていると感心した。
観客は、演奏の合間毎に一頻り盛り上がるし、次の曲のイントロが始まる度に歓声を上げて盛り上がる。
「この曲待ってた!大好き!」「この曲知ってる!」とでも言うように。
ルカが登場した時とリン&レンが登場した時の歓声は一際すごかった。どっちが大きかったかはよく分からない。
知識として日本より外国でより人気がある曲というのを幾つか知っていたけれど、
それが本当にそうなんだという事を実感した。
とにかく音響が素晴らしくて、生バンドの音が爆音で鳴っているのにミクさんの声はよく通るし、
低音の抜けも良いという、これはちょっと不思議なくらいだった。
コンサートの曲目自体がそれぞれの曲をじっくり聞けるような構成になっていて
「音楽を聴いて楽しむ」という部分だけでも大いに満足だった。
アンコール後の最後の曲 ハジメテノオト、
この曲は2007年のミクさんのデビューから6週間という最初期に公開された名作で、
聞いて分かる通りこの時点で音楽的にも完成されたものになっていることに驚かされるが
終わるまで あっという間 だったけれど、短かったというよりは、
長いのか短いのか分からなかったという感じ。
ハジメテノオト を聞いている脳裏には、不可避時に Innocence も響いているという様な
多くを知っているが故に、無意識のうちにそれら全部を重ね合わせて見てしまっている
のがミクファンであり、ミクファンがコンサートを見るという事なのかと思う。
それにしてもミクさんが本当にここまで来るとは、
ミクさん本人以外に誰も想像しなかったんじゃないかだろうか。
# 言わぬが花だけれども Magnet は同性愛という微妙なキーワードに関連するし、
Dear cocoa girls の水着は explicit と見なされる可能性がある訳で
これらが無かった事で落ち着かない気分にならずに済んだというのは有ると思う。
- サイリューム/ルミカライト
初音ミクのコンサートの様子を映した映像を見ていても分かるように、
観客には光るライトスティックが欠かせない。(という事になっていると思われる。)
アメリカのコンサートでそれがどの程度一般的なのか皆目分からないが
用意しない訳にはいかないというのが1つの課題だった。
後で分かった事だが、どうやら運営サイドで大量のサイリウムが用意され
来場者に販売されていた様である。自分では直接確認できなかったが、
会場のサイリウムの密度を見る限り販売されていたのは間違いないだろう。
それなくして日本でのコンサートの再現をLAで果たすことは出来なかったと
思われるので中の人は良い仕事をしたと言わざるを得ない。
それ以外に入場待ちの時間に開場の外を観察して廻っていると、
現地のファンで個人的にサイリウムを用意して販売している女の子や
自作のネギリウムを見せびらかしている男の子(弟?)もいた。
会場内の前方では開演ぎりぎりの時点でサイリウムと思われる何かが
投げ上げられてばらまかれている様子も見られた。
会場で販売される可能性があるにしても自分用のサイリウムは
確実に用意しておきたかったので、日本で買って持って行くことにした。が、
どうせなら自分用だけではなく、周りの人の分も持って行く方が良い
という事に気づいて、結局4ダースくらいのサイリウムを用意した。
というのは、自分だけ振っていて自分の周りが振っていなかったら
寂しいしちょっと浮いてしまう問題が懸念されたから。
# ちなみに非課税の限度額が$100ドルなので、さらに倍くらいの数があったら
関税の手続きが少し面倒だったかもしれない。
肩掛け鞄に入れた何ダースものサイリウムが無事に持ち物検査を通過できるのか
について不安がなかったわけではないので、リスク分散のため
一部は入場待ち行列の目を引くコスプレイヤーさん達限定で無償配布。
結果的に持ち物検査は全く問題にされることなく通過。(たまたまだろうか?)
自分の席の周りの観客に配ることが出来た。
実際にやってみるとサイリウムを振るのは結構疲れるというか
ミクさんが疲れ知らずに歌い続けるせいで、聞いている方が大変だぞ
という感じなんだけれども、サイリウムを受け取ったほとんどの人が
最後まで振り続けてくれていた様に思う。
# 気遣いなんて考えのないお国柄だし、もし飽きたならすぐに止めると思われる。
会場全体でも、時間が経つにつれて振り方が自ずから統率されて来たりして
観客までも含めてコンサートが作り上げられていく感じが強くした。
- リンク
初音ミクオリジナル曲 「ハジメテノオト(Fullバージョン)」 (ニコニコ動画)
【初音ミク】Innocence(Long version)【オリジナル】 (ニコニコ動画)
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2011.07.12(火) 09:27:05
ミクノポリスに行ってきた!(写真編)
トランク (帰国後に撮影) |
| 勝手に公式応援ツアーっぽさを演出する為にステッカーを用意。 |
機内… 隣の席は? |
| 直行便が機材メンテナンスのため欠航。振替となったデトロイト行きの機内。隣の席はまさかの 空席 ミクさんの席。この人、窓際の席で終始ご満悦。コンサートの予定に遅れるかもなんて不安は皆無のご様子。 |
Figueroaホテル通用口 |
| かなり前にロサンゼルスに来た時に泊まったことのあるホテル。なんとなくもう一度泊まってみたかった気がして予約したのだけれど、到着してみてその理由を思い出した。写真の愛らしい通用口。レンタカーでホテルの裏手にある駐車場に着いた場合ここからロビーに入っていく事になる。 |
プール |
| 上の通路の左側はプール。 |
JW MARRIOTT |
| 2泊目の宿はNOKIAシアターのすぐ隣。 Show-Your-Stubパッケージは、L.A. LIVEでのイベントのチケットの半券を見せるとお得になるよというプラン。 ミクさんのコンサートの半券で朝食とパーキング代がサービスに。 正面玄関に乗り付けるとボーイさんが車庫に入れてくれるといういわゆる Valet Parking を初体験。 |
Pre-SHOW MENU |
| Pre-SHOW MENU と銘打たれた軽いコース。日本人には十分なボリューム。 本物のシーザーサラダってこういうのなのか!と思ってしまったサラダ。 ロメイン・レタスがパリシャキ。フォークで食べやすいのが良い。 お肉も見た目通りにおいしい。 |
デザート |
| ミクさんの写真写りの良さに感心。いい笑顔。 ボケで分からないが背景の女性の頭の白いものはネコミミ。嘘じゃない。
ホテルのロビーを当たり前のように歩いて行くコスプレの人々や、シアター前で開場を待つ人集りを眺めつつマッタリと待機。 |
グリフィス天文台 |
| ロサンゼルスの街を一望出来る観光スポット。本当は素晴らしい夜景を見ないといけないらしい。今回は夜間の運転にまだ不安があったので昼間に訪問。次回来ることがあったら夜景を見に来よう。
ミク 「また来るからね。」 |
いつも思うが思ったほど写真を撮っていない。
写真にはないけれど Mikunopolis だけでなく AnimeExpo を十分楽しんだ。
2010年九月の日記/メモ