MN128-SOHO を Mule/Emacsから制御する方法

soho.el のダウンロード

soho.el をダウンロードします。

UNIXの場合

ダウンロードした soho.el は、homeディレクトリ(~/)の下 あるいは、
/usr/local/lib/mule/site-lisp/ などに置きます。

Mule for Win32 及び Meadow の場合

ダウンロードした soho.el は、c:\mule2\site-lisp や、
c:\Meadow\site-lisp などに置きます。

.emacsの設定

• MN128-SOHOのホスト名を指定します。
• soho.el を置いたディレクトリに load-path を通します。
  
• autoload の設定をします。

(setq soho-host-name "setup.mn128-soho") (setq soho-connect-id "user-id") (setq soho-connect-telephone-number "phone-number") (setq soho-connect-dns "DNS") (setq load-path (append load-path '("ディレクトリ名"))) (autoload 'soho-disconnect "soho" "MN128-SOHO Controller (soho.el)" t) (autoload 'soho-connect "soho" "MN128-SOHO Controller (soho.el)" t) (autoload 'soho-status "soho" "MN128-SOHO Controller (soho.el)" t)

これらを自分の.emacs ( ~/.emacs )に追加します。

setup.mn128-sohoの部分は、自分の環境に合わせて設定して下さい。
わからない場合はこのままでよいでしょう。IPアドレスを指定してもよいです。
user-id,phone-number,DNS は、
MN128-SOHO の電話帳登録と同じ書式で設定します。

ディレクトリ名には soho.el を置いたディレクトリを指定します。
例1: (setq load-path (append load-path "~/")) ;ホームディレクトリに置いた場合
例2: (setq load-path (append load-path "c:\\mule2\\site-lisp")) ;Mule for Win32の場合

• セキュリティー上の問題がなければパスワードを設定します。

自宅などパスワードが外部に漏れる心配のほとんどない環境の場合は、
.emacs にパスワードを設定しておく事もできます。

(setq soho-connect-password "password")

を.emacsに追加して下さい。 password は自分のパスワードです。

また、Ver. 1.10 以上のファームを使っていて、 かつ、MN128-SOHO本体にパスワードを記憶させている場合は、

(setq soho-connect-password "*")

と設定することもできます。

その他の設定

ほとんどの環境では上記設定だけでうまく動くはずですが、
特にWindowsでは、
Args out of ragnge: "getservbyname: No error^M^J", 29
といったエラーメッセージが出ることがあります。

Windows95の場合は、C:\WINDOWS\SERVICES に、
WindowsNTの場合は、C:\WINNT\system32\drivers\etc\SERVICES に、
UNIXの場合は、/etc/services に、

http 80/tcp www

という行を追加するとうまくいくようになります。

使い方

• M-x soho-connect で接続します。
  .emacs でパスワードを設定していなければパスワードを聞いてきます。
  
• M-x soho-disconnect で切断します。
  切断前に接続状況とチャンネルの確認のためのプロンプトが表示されます。
  
• M-x soho-status で現在の接続状況を表示します。
  

ダウンロード

Ａｐｐｌａｕｓｅこと 寺川 愛印(Ein Terakawa)